( --3/27の続きです-- )
いい1日を過ごせたなあと思いながら、夕方バスディーポにもどり
シカゴ行きのバスを待っていた時のことです。
近くにいた男性に言い寄られ(話しかけられ?)、
その人は、全然悪気はないと思うのですが、「どこから来た?」とか「なに人?」
とか「名前は?」「僕は・・・なんだけど、君はどう思う?」とか
ずーっと質問をしてくるのです。
途中からずっと無視をしていたのですが、やはり1人でいると
怖くなって警察官 のいるオフィスの前まで逃げました。
※ セントルイスのバスディーポは、街のはずれにあって
危険な雰囲気プンプンの場所でした。
貧しそうな人が多かったし、警察官が常に見回りをしていましたから。。
「 何かあったら、助けを呼ぼう。」と思い、オフィス前で待機?していました。
少しして、その男の人のバスが来たようで、彼はバックを持って立ちました。
・・・が、まっすぐバス乗り場に行かず、私の方に歩いてくるのです。
「 やばい?」と思ったとき、彼は私に なぜか?
クッキーの箱をくれたのです。
「 旅の途中で食べてね。」と言い、彼はルンルン♪でバスに乗っていきました。
彼は、きっといい人でした。でもちょっと変わった人でした。
せっかく? もらったクッキーですが、やっぱり怖くて、
(なにか入っていたらどうしよう! と ありえないことも考えてしまって )
申し訳ない? んだけど、彼の乗ったバスが行ってしまった後、
そのクッキーの箱を捨てようか、捨てまいか悩んでしまいました。
と、その時、もっといやな事が起きてしまったのです。
けんかの声と叫び声が聞こえてきました。
声の聞こえた方を見ると、1人の男性が頭から血を流して
こちらの方へ 逃げてきのです。
白いTシャツには 血がぼとぼとと滴り落ちています。
興奮してなにか叫んでいましたが、私にはなんて言ったのか
分かりませんでした。
近くでその様子を見ていた他の人たちが、
遠巻きの私たちに状況を教えてくれました。
「 殴り合いのけんかになり、ビール瓶で殴られ血が出たらしい
殴った人はもう逃げてしまったらしい 」とのこと。
結局、その男性は警察官に連れられて、バスディーポから出て行きましたが
そんな恐い光景を見たのは初めての経験だったので、
しばらくの間、1人でびびっていました・・・。
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話しはまだ続くのです・・・
なかなか終わらなくてすみません~!! koko(^v^)